人の行く裏に道あり花の山
相場格言としてもっとも有名だろうと思う格言を最初に持ってきました。
人の行く裏に道あり花の山
人と同じことをしていては儲かりませんよ。儲けようと思うなら人と違うことをしなさいという格言です。人と違うことというのは口で言うほどやさしくはありません。
売買の手法・市場参加者の心理・相場の方向感といったさまざまな要素の中からひとつあるいは複数の要素を抜き出して人と違う行動を取るのです。例えば利食いを頻繁にするデイトレーダーとは違う要素を取り入れようと思えば「10年間反対決済をしない」、市場参加者の心理と違う要素を入れるのであれば「暴落のときに落ちてくるナイフを果敢に掴む」などのようなことが想像できます。
しかし実はこの格言には「下の句」が存在します。
人の行く裏に道あり花の山 何れを行くも散らぬ間に行け
つまり人と同じ道であろうと裏の道であろうと、その道自体は問題ではないのだということなのです。どちらの道を選択するかはあなた次第であるけれども、「散らぬ間に」つまり時期や時勢を見極めて、機を逃さないことこそが本質なのだよと説いています。

